キャナルにつづき、博多駅も

キャナルシティの再開発が見直しとなり、あれから一年、博多駅の「空中都市プロジェクト」も中止が発表されました。
福岡の代表的な二つの拠点で大きな計画が止まるのは、やはりインパクトのあるニュースでした。

どちらのプロジェクトも、完成すれば街の顔を一新する存在だったと思います。
キャナルはエンターテインメントと商業を一体化した拠点として、博多駅は交通のハブとして。どちらも福岡を訪れる人の印象を大きく変えるはずでした。それだけに「実現しない」と聞くと残念に感じます。

背景には共通して建設費の高騰があるようです。資材や人件費の上昇が続くなかで、当初の採算性を維持することが難しくなったとのこと。
大規模な都市開発は夢のある構想である一方、経済状況の変化を大きく受けやすい面もあるんだなあ、と強く感じます。

それでも街は立ち止まってはいません!
天神エリアでは「天神ビッグバン」と呼ばれる再開発が進行しており、新しいビルやホテルも少しずつ形になっています。大きな計画が見送りになっても、日々の積み重ねで街は確実に変わり続けているのだと思います。

正直なところ、空中都市もキャナルの新しい姿も見てみたかったという気持ちはあります。
ただ何のしがらみもない一個人としては、すごい方々の次の挑戦や新しい発想に、これからもわくわくしたいと思います。

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